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  • 執筆者の写真: 来栖 彰
    来栖 彰
  • 7月12日
  • 読了時間: 2分

人付き合いに壁を作る厄介な症状を持つ私は、人との距離を考えながら様々な選択をしなければならない。


だから、孤独との付き合いはもう避けられない。

こんなことを言ったら、きっと敬虔なクリスチャン達に「神様がいるじゃないか!」って叱られちゃうね。

それはね、分かってるの。


ただ、創世記で神様が言われた「人は独りでいるのは良くない」という言葉も真理だと思う。

私は独りだから、より、独りは良くないと思う事が多い。


それでも、気が狂うほど祈っても癒されなかった病と付き合いながら、壁を作りながらの人付き合いを続けるしかない。

神様が病む事を許可したならば、それはもう拒絶しようがない。


思い出せる限りの罪を告白して祈った。

本心も神の前に吐き出した。

それでも、叶わない事もあるのだ。

神にとってそれが最善ならば、仕方ない。人間にはどうする事もできない。


だからこそ疑問に思う。

何故私は独りなのだろうと。


人間同士の付き合いにも限界はあるけど、それでも、その繋がりは神様が作り、そして神様が守ってくれるものだから、それはそれは尊いものなのだと思う。


それが、どうしても得られない。

得たいと、奇跡で病を乗り越えさせてとも祈ったけど、与えられなかった。


私が持つ繋がりは、助け合いのもと利害関係の一致した家族と、お金を払って助けてもらう医療従事者。


どうしようもなく、孤独。


ここ一年、ずっと夜の不安定な精神状態に恐怖を感じながらなんとか生活してきた。

一眠りするとケロッと治っちゃうので、怖いんだ、辛いんだと言っても誰にも届かない。


だから神に祈るのだけど、一向に癒されない。


この不安と恐怖に苛まれる夜だけでも、寄り添ってくれる人がいたらいいのに。


うん、わかってる、説教されなくてもわかってる、神様は常に私のそばに居るんだから文句言うなって事だよね、わかってるよ。


わかってるよ、そんな事。

わかってるから、もう責めないで。

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